TRYWARP【トライワープ】
トップページへ 活動紹介サービス内容スタッフ募集リンク取材・沿革・法人概要お問い合せ・地図
TRY&WARP12月号


輝いて☆パソコン 第11回 (きどまちこ)

本を読んでいたら「学びに遅すぎるということはない」の中に次のような言葉を見つけました。
(講談社新書刊・松原泰道著 「一日一生 五十歳からの人生百歳プラン」)より。
(若い人が高齢者の学習する姿を見て自らも発奮したという前書きのあとに)自分の学びの姿を通して「若い人にこうした発奮心を起こさせるのも、老人の学ぶたたずまいにあるようです。『学び』には遅 過ぎる≠ニいうハンディはありません。もしハンディがあるとするなら、「遅過ぎる のではなかろうか」というためらいと卑屈心です。」
学ぶたたずまいを持つ≠ニいう言葉はいいなあと思いました。
それに卑屈心には気をつけなければとも。
私は今年四月からある講座の受講生となり、若い人たちに混じって勉強し、とても楽しい時間を過ごしました。
しかし、来年には資格試験が待っていて、その試験を受けるかどうかは大いに迷うところです。
たくさんの言い訳を用意し、出来ない理由を山のように挙げつらいながら、何とか逃れられないかと考えていますが、向かわずに逃げたときの苦しさと挑戦したときの苦しさは同じではないかと思い、挑戦しようと決めました。
結果の如何を問わず、学んだ分だけ自分の血肉になり、そのためには何かに向かって行かないとなかなか学びそのもののチャンスはないことにも気づきました。


この本の中にもありましたが、
少にして学べば壮にして為すなり、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず(佐藤一斉のことば)

「老いて衰えず、死して朽ちず」という言葉は熟年世代の私にはとても魅力的に映ります。
物事を暗記したり理解しようとするたびに、私はこんなに頭の悪い物覚えのできない人間だったのかと慄然として立ち止まりますが、立ち止まりつつも思い直し、少しずつ少しずつ前進できる喜びは若い時には逆に味わえなかった感動でもあります。

机周りを整えながら、読書をしたり、手紙を書いたり、資料を作ったりとそんなことを緩やかに繰り返しながら今年ももうすぐ終わります。
ちょっと気分転換にパソコンで様々な関心事をネット検索するのも楽しみのひとつです。
オークションサイトをのぞいたりしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

つい最近、オークションで落としたモノはペーパーウエイトとして使えるもので、三個五百円でした。送料が五百八十円かかり、少し割高になりましたが届いた商品を見て大満足しています。
しっかりとした鉄をアルミでくるんだ 「当時物 資生堂 VINTAGE」。
お香点てに使ったりも出来ます。
値段と届いたものとの兼ね合いで満足度が左右されるのもオークションならではですね。


ネットオークションでは、写真もふんだんに使われ、私が過去に落札して届いたものに不満足なものはありませんでしたが、ひとつだけ失敗したものがあります。
それは送料の取り扱い方から意見が食い違い、お互いに妥協点を見出して落着したものの、届いた商品にはあきらかに嫌がらせとしか思えないゴミの山のような梱包がされていて不快な思いをしました。
落札するときは「評価」の欄を丹念に読んだり、 また送料表記が本文に詳しくないものなどは送料に関する注意が必要ですね。
大きな家具などでは、発送元がどの地域からかで送料も違いますのでその確認も大切です。
買い物をするときにひとつひとつ小さなことを確認しながら決断していくのは普通の買い物と同じです。
そして不安がある場合はやめるか、ダメモトと割り切って小さな金額の買い物からスタートしてみることも経験する上ではおススメです。


十二月に入ると普段は悠長に構えている師さえも走り出すという語源からでしょうか、なんとなく気ぜわしい季節を迎えます。
年賀状の準備やそれに伴う住所録の整理などにも追われますが、年賀状はパソコンで作っても、せめてどこかにその人にのみ宛てた手書きの文字を添えたいものですね。
師走はなんとなく周りもせわしないせいか、あわただしくも感じますが、よく考えてみると何も普段と変わらず、忙しくない場合もあります。
ここ数年の私はまさにその状態で、ついつい自分は忙しくないのに忙しいような気分になることもあります。
そのことに気付いてから私は暮れ近くに「師走一人旅」を計画することもしばしばです。
  昨年はヒロシマの「原爆ドーム」と「原爆資料館」に行き、そのあと世界遺産に登録されている「宮島」を訪ねました。



真っ青な空に木々の緑が生い茂り「原爆ドーム」を優しく包み込んでいます。
この平和な光景がいっそう戦争の悲惨さや原爆の犠牲になった方々の静かな怒りや無念さを醸し出しているようで込み上げるものを感じます。

この季節の旅先の静けさは街の喧騒と相反し、空気も澄んで美しく冷気に身を包みながらも風もない陽だまりの中を冬枯れの樹木を眺めながら散策する楽しさは格別です。
今年の計画はこれからですが、「十二月の 旅」は私の気に入りのひとつです。
インターネットで行きたい場所をなぞり、時刻表を調べたり安売りチケットの手配をしたり、今年一年の総決算として旅先で静かに過ごすのもオツなものです。
この場合はあくまで「一人 旅」にこだわります。
独りでいると普段は気付きにくい何気ない人や自然の営みに目が止まり、そこから新たな発見や感動や気づきをすることも度々です。


きど まちこ(オフィスちあ・代表)
2000年〜2006年まで地域密着型フリーペーパ ーの編集に携わる。
それまでワープロを使っていたが、思い切ってパソコンでの編集に切り替える。
超機械音痴を自認していたが「必要は成長の母」と、パソコンに果敢にアタック。
当初は罫線の一本もパソコンで引くことが出来ず悪戦苦闘の連続。
仕事の傍らほぼ自力で2年間学び続け、今は日常業務に支障なくパソコンを操る。
自身のブログ「ちあの散歩道」は開設二年以上が経ち、ほぼ毎日更新を続けている。


つきはじめ冊子TRY&WARP
購読希望の方はmail@trywarp.comまでお問い合せください。